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【12月】冷たい大地に輝くつわぶきと、静寂の中に温もりを秘めた薄群青

 街中が華やかな活気に包まれ、誰もが気ぜわしく走りまわる12月。冷たい木枯らしが吹き抜けるこの季節は、寒さで体が縮こまるだけでなく、知らず知らずのうちに心まで張り詰めてしまいがちです。そんな師走のイメージの花は、地表近くで健気に、そして力強く鮮やかな黄色い花を咲かせる「つわぶき」。イメージカラーは、静まり返った冬の夜空のような静寂のなかに、どこか人間の営みの温かさを感じさせる「薄群青」。しんとした静けさの中にも生命の力強さを感じさせる組み合わせです。

 一年の終わりを迎えた12月、ピンと張り詰めた冷たい空気のなかで、ふと足元を照らすように可憐な黄金色の花を咲かせるのが「つわぶき」です。日陰でも凛と瑞々しい緑の葉を広げ、冬の寒さに負けずに花を咲かせるその姿は、慌ただしい年末を懸命に駆け抜ける私たちの心に、ささやかな安らぎと元気を分けてくれます。やよい軒が12月の色として掲げる「薄群青」は、家々の窓から漏れる温かな灯火を受け止めるような、どこか包容力のある日本の伝統的な色彩です。

 そんな凍えるような師走の夜に、これ以上ないほどの至福の温もりをもたらしてくれるのがやよい軒の「チゲ定食」。グツグツと心地よい音を立てて湯気を上げている鍋は、まさに冬を楽しみにしてくれるごちそう。信州味噌と本醸造醤油をベースにした特製スープに、唐辛子とコチュジャンのシャープな辛みをプラス。そこに魚醤、ほたて、えびといった海の恵みの風味を贅沢に効かせることで、まろやかで奥深い辛さのスープが完成します。ひと口すすれば、スープの濃厚なコクがお肉や野菜、豆腐といった具材の旨みと一体になり、冷え切った体をじんわりと内側から温めてくれます。

 どんなに忙しく、凍えるような師走の日であっても、やよい軒にはあなたを温かく迎え入れる空間と、最高のチゲ定食が待っています。私たちは今日も変わらぬ情熱を込めて、一年の感謝を込めた最高の美味しさをお届けします。