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【6月】雨の日こそ映えるあじさいと、雨上がりのような薄群青

 梅雨の季節を迎え、しとしとと降る雨が街を静かに包み込む6月。傘を打つ雨音を聴きながら、どこか心が内向きになったり、日々の歩みが少しだけ重くなったりすることもあるかもしれません。そんな雨の季節に選んだイメージの花は、雨粒をきらきらとまとって鮮やかに咲き誇る「あじさい」。イメージカラーは、雨上がりの空を思わせる「薄群青(うすぐんじょう)」の色彩。6月は無理せず季節を楽しむような、しっとりと落ち着いた組み合わせです。

 6月の雨模様のなか、どんよりとした曇り空とは対照的に、生き生きと色彩を放ち始めるのが「あじさい」の花です。雨を味方につけて美しくたたずむその姿は、どんな状況でもしなやかに生きていく強さを教えてくれるようです。やよい軒が6月の色として掲げる「薄群青」は、冷たい青ではなく、どこか心落ち着くやさしさをたたえた伝統的な日本の色です。このしっとりとした情緒ある色彩のなかで、やよい軒は雨の日を懸命に生きるあなたの体と心を、あたたかく包み込みたいと考えています。

 そんな梅雨時のちょっとしたブレイクタイムに、内側から元気を引き出してくれるのがやよい軒の「かつ丼」です。主役である揚げたてのとんかつは、肉厚で食べ応えがありながらも、おだしをたっぷりと吸い込んで驚くほどふんわりと柔らかく仕上げられています。それをやさしく包み込む、絶妙な火加減でとじられた黄金色の玉子。ひと口頬張ればサクッとした衣の食感と、かつのジューシーな旨み、そして玉子のまろやかさが口の中で見事な三位一体の調和を奏でます。

 この一杯が私たちの心に深く沁み渡る理由は、日本人がDNAレベルで愛する「美味しい」の知恵がぎっしりと詰まっているから。熱々の美味しさをお腹いっぱいに満たすとき、重たかった体がすっと軽くなり、「明日も頑張ろう」という前向きな気持ちが心の中に湧き上がってくることでしょう。

 少し憂鬱になりがちな6月の変わり目だからこそ、やよい軒のかつ丼で自分にたっぷりエールを送ってほしいと思います。私たちは今日も変わらぬ情熱を込めて、最高の美味しさと温もりをお届けします。