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【7月】夏空にしゃんと背筋を伸ばすゆりと、色あせることのない常磐色

 まばゆい太陽の光が降り注ぎ、本格的な夏の到来を告げる7月。ジリジリとした暑さで知らず知らずのうちに体に疲れが溜まり、食欲が落ちてしまうことも少なくありません。そんな季節のイメージの花は、夏の青空に背筋を伸ばし真っ白な大輪を咲かせる「ゆり」。イメージカラーはどんなに強い日差しの中でも色褪せることのない、深く瑞々しい「常磐色(ときわいろ)」の色彩。 白と緑のコントラストが映える、夏にふさわしい組み合わせです。

 7月の強い陽射しのなか、涼やかな風をまとうように凛として咲く「ゆり」の姿は、夏の暑さに負けず、凛として毎日を過ごしたいと願う私たちの背筋をそっと伸ばしてくれます。やよい軒が7月の色として掲げる「常磐色」は、常に変わらない、永遠に続く緑を意味する伝統的な日本の色です。この生命力に満ちあふれた深い緑のように、暑さで少しバテ気味な大人の心と体を、内側から力強く、そしてやさしく潤したいという願いがこの月のイメージには込められています。

 そんな盛夏の食卓で清涼感と満足感をもたらしてくれるのが、やよい軒の「冷汁ととり南蛮の定食」。メインを飾る「冷汁」は、南国の厳しい夏を快適に過ごすために宮崎県で生まれた至高の知恵の結晶です。香ばしく仕込まれたサバの身をほぐし、豆腐やシャキシャキのきゅうりとともに、冷たい味噌仕立てのだしと合わせていただく。その味わいは、まさに郷土料理の要素が凝縮された傑作と言えます。だしの深いコクが体にじんわりと染み渡り、食欲が落ちがちな夏でもさらさらと心地よく箸が進みます。

 この定食を盤石にしているのが、ジューシーで甘酸っぱい「とり南蛮」との絶妙なコンビネーション。冷たくてさっぱりとした冷汁の傍らで、お肉のしっかりとした美味しさが心地よいアクセントとなり、食事の喜びを何倍にも膨らませてくれます。

 夏バテに負けそうな7月だからこそ、郷土の知恵で体の中からリフレッシュしてほしい。私たちは今日も変わらぬ想いを込めて、最高の美味しさと涼やかなおもてなしをお届けします。