1. TOP
  2. やよい軒とは
  3. SDGs
  4. SAF(フライ油の再利用)

SAF(フライ油の再利用)

揚げ油で大空を舞う?やよい軒が描く循環型社会のカタチ

 私たちがやよい軒のテーブルで、熱々のチキン南蛮やサクサクのかきフライに頬を緩めるとき。その美味しさを影で支えている揚げ油が、地球の未来を守るエネルギーへと姿を変え、青空へと飛び立とうとしています。やよい軒を展開するプレナスでは、店舗のキッチンから出る廃食用油(使用済みの油)を回収し、次世代の航空燃料「SAF(サステナブル・アビエーション・フューエル)」として再生する革新的な取り組みを進めています。日本が誇る「定食」の文化を守りながら、その営みを未来への負担にしない。これは定食のおかずから始まり、はるか雲の上へと繋がっていく、やさしさと持続可能なイノベーションの壮大な物語です。

 現代社会において食を提供し続けるということは、同時に環境への責任を背負うことでもあります。特に、定食に欠かせない数々の揚げ物メニューから生じる使い終わった油の処理は、外食産業にとって大きな課題でした。やよい軒は美しい日本の環境を次の世代へ繋ぐために、廃食用油をただ廃棄するのではなく、価値ある資源として100%循環させる道を選びました。

 その行き先が、持続可能な代替航空燃料「SAF」。従来の化石燃料に比べてCO2の排出量を劇的に削減できるSAFは、世界の航空業界が地球温暖化対策として最も注目している環境技術です。やよい軒のキッチンで役割を果たした油。それが丁寧に回収され、高度な技術によって精製されることで、今度は飛行機を動かし、世界中の人々や想いを繋ぐためのクリーンなエネルギーへと生まれ変わります。過剰な廃棄を減らし、すでにある資源を限界まで活かしきるこの試みは、素材の持ち味を尊重し、無駄なく命をいただくという和食の本質にも深く通じています。

 店舗から生まれるクリーンなエネルギーが地球の環境を健やかに育んでいく。定食で口にするおかずが、裏では地球規模のサステナブルな未来とまっすぐに直結しているんです。

 やよい軒がパートナーシップを通じて進めるSAFへの先進的なアプローチは、単なる環境活動を超えた、未来のお客様への誠実さの証でもあります。今日もお店でいつもの定食を食べる。その何気ないひとときが、実は世界の空をさわやかに変えていく素晴らしい旅の第一歩となっています。やよい軒はこれからも、変わらぬ美味しさとおもてなしの心で、あなたの日々と、その先にある青く美しい未来を温かく照らし続けます。