やよい軒安全安心調査隊! 追跡!から揚げ定食ができるまで 「やよい軒」の「から揚げ定食」に使われるから揚げはプレナスの工場で年間約200万食分も製造しているんだって! わぁ、すごい数!品質管理やおいしさの工夫が気になるね。

鶏もも肉はどうやって
加工されているの?

工場に到着! ここでから揚げを製造しているのですね。
揚げる直前の工程まで仕上げて出荷するのが、この工場の役目です。工程は、鶏肉のカット、下味付け、バッター液付けなど。
最後はお店で揚げるんですね!
ジューシーなあのから揚げの原料は、鶏もも肉を使用しています。工場には-25℃の冷凍状態で納入されるので、独自開発の「連続式解凍機」で全解凍します。
凍っていた鶏もも肉がすっかりやわらかくなっていますね。
効果的に解凍でき、解凍時に起こる肉汁(ドリップ)が出にくいように温度調節するのがポイントです。
これはなんの作業をしてるんですか?
X線検査にかけて、肉に骨が残っていないかチェックしています。見落としがないよう手による確認も行っています。
解凍された鶏肉が次々とカットされていくよ。
肉の形状をレーザーで読み取り、均一の重さでカットできる自動の連続式スライサーを使用しています。人の手よりも効率よくカットでき、肉の温度上昇を抑えています。
から揚げのおいしさは、解凍機や自動スライサーなどの最新機器に支えられてるんだね〜!
から揚げ製造工場の隣では、下味つけに使うタレを製造しています。使用する原料は、工場に納入した際に微生物検査・理化学検査を行います。計量器や温度計など、製造にかかわる機器類はすべて殺菌して衛生管理に努めています。検査に合格したタレは速やかに隣の製造工場へ運びます。
隣にあるから、タレを運ぶのも楽ちんですね♪
はい。ただ楽なだけではなく、鮮度を維持したまま使用するのでタレの風味を損なわないんですよ。
さあ、ふたたび製造工場へやってきました!
先ほどの工場で製造したタレを鶏もも肉に味付けします。その後、バッター液と混ぜ合わせて袋詰めします。
金属検査・X線検査をして、問題がなければ出荷となります。
機械による自動化で
菌の付着
や温度上昇による繁殖を防ぐ!
安全安心メモ
骨が残っていた鶏肉はどうなる?

X線検査で骨が見つかった鶏肉は、一度製造ラインから外れることに。熟練の作業員が手作業で骨を取りのぞいているよ。X線検査のほかにも金属検査も行っているんだって。

調査隊こぼれ話
タレの味もしっかりチェック!

出来上がったばかりのタレは、塩分・糖度測定して決められた基準を満たしているかチェックするよ。また、「官能検査」では専門家がサンプルの味と違いがないか確認して、プレナスのから揚げの味を守っているよ。

少しの味の違いもわかっちゃうんだって〜