やよい軒安全安心調査隊!
流通にも!
安全安心の秘密
プレナスは全国に「物流センター」を持っていて、全国のお店に商材を配送しているんだって!
うーん、どんな取り組みをしているんだろう。さっそく調査開始!

数千品種ある商材
すべての期限を管理

物流センターでの品質管理について教えてください。
埼玉県にある物流センターを例に説明しましょう。こちらは関東総合工場に隣接する物流センターで、から揚の鶏肉や白身フライ、たれといった商材を数千品種取り扱っています。
それだけ多いと管理も大変そうですね。
商材はカテゴリを識別するための「商品コード」と、商品一つ一つを識別するための「ロットNo.」が割り振られています。これらの識別番号をもとに、在庫管理システム上で管理します。また、それぞれの商材には、おいしく食べられる「賞味期限」のほか、決められた期間内に出荷するための「出荷許容期限」が設定されています。
出荷期限はどれくらいの日数なんですか?
たとえば冷凍食品なら賞味期限からさかのぼって90日以内、チルド食品なら60日以内に出荷するなど基準を設けています。期限が過ぎた商材は個別にアラートが出て、出荷できない仕組みになっています。
お客様においしく食べて
いただくために、
商品コード、
ロットNo.で
「賞味期限」
「出荷許容期限」をチェック!

冷凍・冷蔵庫だけでなく
仕分けエリアも低温に

センターの倉庫内は、集中監視盤システムによって24時間365日、温度管理されています。
倉庫は何度に設定されているんですか?
センターによって少し差はありますが、こちらの物流センターの場合は冷凍庫が-22.5℃、冷蔵庫なら5℃に設定されています。人の手によって商材を仕分けるエリアも10℃以下の低温に保っているんですよ。
品質を落とさないために工夫しているんですね。
万が一、温度の異常を発見したらすぐさまアラートが鳴り、従業員が対策にあたります。
24時間365日、倉庫内の
温度をチェックして
商材の鮮度を維持!

配送用のトラックにも
品質維持の工夫が

わぁ! 大きなトラックが並んでいるね。
商材を店舗に届けるトラックです。大きさは2、3、4トンの3種類。1台で冷凍・冷蔵・常温の商材を運ぶことができます。
保管温度が違う商材も一緒に運べるんですか?
トラックのコンテナ内に仕切り板を設けることで、冷凍・冷蔵、冷凍・常温といった具合に2つの温度帯を設定できます。内部の温度変化は、デジタルタコグラフによって常に記録されています。
おや? トラックの入り口にカーテンが垂れ下がっているよ。
あれはコンテナ内の温度を保つためのリアカーテン。カーテンで入り口を遮断することで、荷捌きのときに冷気が外にもれるのを防いでいるんです。
トラック一つとっても、様々な対策が散りばめられてるんですね!
仕切り板、デジタルタコグラフ、
リアカーテン……
温度管理の
工夫がいたるところに!